GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

聖地巡礼 〜女性のための登拝修行〜

聖地巡礼 〜女性のための登拝修行〜 (*男性可)
本年度の聖地巡礼〜吉野古道・万葉の道 巡拝修行〜 無事満行
社会情勢を随時考慮しながらでしたので、募集人数を大幅に縮小し、宣伝・広報・ご案内は殆どしていなかったにも関わらず、多くの方からお問い合わせを頂きました
人間として生身で感じる、決して忘れてはならない「五感」の透明さを研ぎ澄ます時間-
万葉の御代に、天武・持統天皇が、国の平安と万民の幸せを祈るために仰ぎ拝んだ山々、役行者が歩み祈り続けた道を、現代に生きる者が歩かせて頂く。
「自分を含む」社会全体の平和と幸福のために、祈らせて頂く。
想いは道になる:人生
祈りが揺るぎない道となるように、私たち1人1人の想いも、必ず結ばれ未来に繋がると信じます

Anju

「寿命」そして「愛別離苦」

「寿命」そして「愛別離苦」
寿命という漢字は「イノチにコトブキ」と書きます。
最も命が祝福されている瞬間に「産まれるトキ」と「死ぬトキ」が含まれている-

生身の人間として生きているからこそ得れる、数えきれない経験と感情。
同時に、肉体はなくとも、魂として可能になる、天命としての役割や働き方。

人生は「長さ」ではなく「生き方」である、ということ。
「四苦八苦」の中に含まれる「愛別離苦」-
誰もが必ず経験する、愛する人を失う苦しみや悲しみ。

この苦しみの裏側には「すでに、愛する人と出会っている」という、何にも変えることが出来ない、かけがえのない喜び 幸せ 尊さがあるということ-

無駄な時間も経験も出会いも、人生ではなに1つ存在しません。
今を生きる-
今この瞬間、私たちの側で笑っている人のイノチが、明日もあるとは約束されていません。

どれだけ気をつけていても、何が起こるか分からない世界に、私たちは生きています。

瞬間 瞬間の気持ちを大切に。
どれだけ愛し、感謝しているか、ごめんって思っているのか…言葉として正直に伝えれて、受け取れる毎日でありますように。
写真は、本日の「千体地蔵尊大祭」の様子です。
この時節柄ですが、関係者一団となり心温まる法要を斎行させて頂きました。
また、全国各地で想いを寄せて下さる皆様に深く感謝申し上げます。
Anju

動画でご紹介 〜宮城 青麻・蔵王古道 復興巡礼〜

宮城 青麻・蔵王古道 復興巡礼–

想い深き祈りの道に、あらたに光が射した日。

*許可をいただいてシェアさせて頂いております

蔵王古道の会 並びに関係者の皆様とのご縁に、心より感謝申し上げます。

Anju

青麻古道 復興巡礼(8月10日)
https://www.youtube.com/watch?v=HGYVee-E4Jc

蔵王古道 復興巡礼(8月11日)
https://www.youtube.com/watch?v=itzJF_h4Qyk

心の復興、祈りの道をススム 〜青麻古道・蔵王古道 復興開通記念〜

心の復興、祈りの道をススム

長きに渡って、穏やかで心温かい親交が繋がる、宮城県蔵王町-

この度、青麻古道と蔵王古道の復興開通を記念し、蔵王古道の会 また関係者の皆様と一緒に、御山入りをさせて頂ける運びとなりました。
<刈田嶺神社にて>

途絶えつつあった蔵王修験を、今後に語り継ぎ、祈りの道と心の信仰を中興していくための想いをかけた登拝。

またトークセッションにも参加させて頂き、登拝(動)と講演会(静)、形ではなく、修験道の心の部分を、直に共有し合える時間を頂きました。
<刈田岳山頂にて>

役行者に仏法を教えた、伯父 願行(がんぎょう)上人ゆかりの峰でもあります。

「蔵王」という町の名にもあるように、役行者 蔵王大権現 修験道の歴史が深く刻まれる中、その上で最も大切なこととは-

その神聖な地で生き生かされる人たちの、真摯な心の向け方ではないでしょうか…

「そこに想いがあった。人が歩みを紡いだ。道ができた。祈りが結ばれた。」
<蔵王古道祈りの道を共に>

何かを復興していくことは、とてつもないエネルギーが必要です。
でもそこに、人々の強い想いと真心がある限り、念ずれば「絶対」花開くトビラがある。

これからも、蔵王古道の会の皆様と共に、役行者の「心」を受け継いでいくことを誓った3日間でした

Anju
<刈田嶺神社 宮司様と
神仏習合の本来のあり方が、幅広く受け入れられて(戻って)いきますように>

人が本当に「死ぬ」トキ

人が本当に「死ぬ」トキ
人は多くを人から学びます。
愛も別れも、喜びも苦しみも。思いやりも憎しみも、生きる意味も死ぬ覚悟も。そしてそれは全て、「生命」があってこそ実現・体験できることばかりです。
その生命が結ばれている源には、奇跡としか言いようがない「ご縁」の連続があります。

お盆や歴史の記憶を風化させない記念日を含め、身近にイノチを見つめる8月。

特に今年は、なかなか自由に移動しての帰省が難しい状況ですが、大切な人・故人へ心を向けること、供養の想い方は様々-

人が真に死ぬトキ-
本当の「死」とは、誰も思い出さなくなるトキです。話題にしなくなり、そして記憶から消えてしまうトキです。

1番の供養は、肉体は側になくても、心の中で共に生きているあの人のことを、いっぱい想うこと。話しかけ続けること。いっぱい話題に出して、思い出を語り継いでいくこと。

常に私たちを、1番近くで、愛し寄り添ってくれている存在。

自分が今目の前で見ている世界を、あの人も一緒に見てくれている-

そこに幸せと感謝を感じることができれば、悲しみを消すことは出来なくても、今を前向きに生きる選択は可能です。
Anju

黒い蝶々は魂を運ぶ、と言われています
この時期は、多くの黒い蝶々を見かけますが、メッセンジャーとして来てくれているのでしょうか