GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

私の人生の意味とは、一体何なのでしょうか?

「私の人生の意味とは、一体何なのでしょうか?」

おそらく誰しもが疑問に思ったことはあるのです。

しかし、考えても考えても、「これだ」という答えは中々出てきません。

それは、何故でしょうか。

今回のイヒカ塾ではこの質問を出発点にして、この世の中、この社会において人間として生きる意味について考えて、人間であることとはどういうことに迫っていきたいと思います。

……
イヒカ塾ご案内✨

心の教育・自ら「考える力」を磨いていくことを目的に、定期的に寺内で開催しております「イヒカ塾」ー

開催日時: 9月7日(木) 13時〜15時
テーマ:「人間であること」とはどういうこと
講師: ザイレ 法雲

お申し込み方法・詳細はこちら
https://sakuramotobou.or.jp/event/2023/2023ihika.html


○受講料

1講座
大人:3,000円
大学生:2,000円
中高生:1,000円
小学生以下:無料

○当日の流れ

受付 ~ 本堂にて勤行 ~ 座学 ~ 質疑応答・シェアリング

○このような方にお勧めです

・心の学びを深めたい方
・自分軸を固め生き方を見つめなおしたい方
・道徳・倫理観・死生観を深めたい方
・悩みや決断と向き合っていて、後押しが必要な方
・万葉時代の歴史がお好きな方
・社寺の参拝が好きで、神仏とのご縁をより一層深めたい方
・神仏習合の歴史・仏教や神道の学びを深めたい方
・修験道に興味がある方
・修験道の精神性を勉強したい方
・行者・先達として既に励み、あらためて修験道の精神性を深めたい方
・これから行者を目指したい方
など

「蔵王古道復活10周年記念講演会」開催のお知らせ

長年あたたかいご縁で結ばれております、宮城県蔵王町「蔵王古道の会」さま主催の『蔵王古道復活10周年記念講演会』が明日開催されます✨

詳細↓
「蔵王古道の会 お知らせ」で検索
https://zaokodo.com/?p=5750

蔵王は、役行者に仏法を教えた、伯父 願行(がんぎょう)上人ゆかりの峰でもあります。

「そこに想いがあった。人が歩みを紡いだ。道ができた。祈りが結ばれた。」

何事も、「復興」するための忍耐力と持続力は、凄まじいエネルギーが必要です。

でもそこに、人々の強い想いと真心がある限り、念ずれば「絶対」花開くトビラがある。

これからも、蔵王古道の会の皆様と共に、役行者の「心」を受け継いでいくことの大きな意義を、更に感じています✨

蔵王古道の会 公式HP↓
https://zaokodo.com/?page_id=1870

リメンバーユー

リメンバーユー

本日24日、境内 清水地蔵尊前 また 地蔵堂に於いて、千体地蔵尊法要を斎行させて頂きました。

平日にも関わらず、また残暑 通り雨の中、ご出仕下さった行者 関係者皆様、またお供養お塔婆をお申し込みくださり、心を向けて下さった施主皆様に、深く感謝申し上げます。

ただひたすら、サイのように歩め

”ただひたすら、サイのように歩め“

お釈迦さまが遺された言葉のひとつー

歩むことを止めずに、一歩一歩落ち着いて進み続ける。

足が速いチーターやピューマ、ウサギには、彼らにしか出来ない大切な役割がある。
同時に、サイやカメのように、どっしりゆっくり歩むもの達にしか、出会えない人たちがいて、達成できない景色がある。

「人生」を生きる時間と選択肢は、人間皆同じに与えられています。

あとは、どう、生きるか。

何をやってもやらなくても、何を言っても言わなくても、いずれ人は批判し合い、評価し合います。

では、誰のため、何のために、生きるか。
誰の声に耳を傾け、誰に言葉を届けたいか。

続けること、歩みを進めることの勇気と寛大さを、今日も自然の美しさから教えられます。

あの人にできる最大の供養とは

「親が生きているうちはなかなか親孝行が出来ないのが常であると思う。

つい口ごたえをする。反抗する。いう通りしない。心配さす。ついついと、親を粗末にする。親は千年も生きるものだと錯覚をして不孝の罪を重ねてしまう。」

これは、先々代櫻本坊住職 第65世 良海法印の7回忌供養のため、第66世 良乗が出版した『修験道の歴史的考察』内「出版のことば」から引用した言葉です。

24日 地蔵盆法要が近いなか、さまざまな形での供養の在り方を考えさせられます。

故人が遺した想いや言葉、物を、引き継ぎ語り繋いでいくことの大切さを思います。

現在を生きる私たちには、先祖や先代からの因縁といった、時に自分1人ではどうしようもできない力に左右されてしまうことがあります。
過去の整理や清算をせざるえない時が、あります。

しかし、実際に今、自分がここに生きていることは、生命を結んでくださった先祖や両親のおかげです。そして、寺院の継承にも同じことが言えますが、各々の家業や会社を継がせてもらえる今があるのは、先代たちの果てない挑戦と努力のおかげです。

大切なあの人にとって、自身ができる最大の供養は、何であろうかー

ありがとう、の言葉を忘れず、よく笑いよく泣きよく怒り、結局最後は笑い話にできるような今を、目指したいですね✨