GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

Youtubeにてご紹介頂きました!

映像作家 保山耕一様の作品上映会「映像と音楽で巡る奈良」11月公演 @奈良公園バスターミナルにて、当寺院が現在挑戦中のクラウドファンディングご支援呼びかけ動画を、ご紹介して下さいました✨

下記YouTubeチャンネル、1時間22分40秒〜ご覧頂けます✨
https://www.youtube.com/watch?v=APmbxUj-GLo

動画撮影のためにご来山下さった保山様、清水様、心強いお言葉とお気持ちに、深く感謝申し上げます✨

12月4日は、ラジオ出演もさせて頂くことになりました。
広がるあたたかいご支援に、日々有り難さでいっぱいです。

魔除けの魔物

当寺院中庭 高倉稲荷明神社の御前、また本堂横にて、魔除けの植物、柊(ひいらぎ)の花が満開ー

ジャスミンとネロリを合わせたような凛とした香りが、寺内に入ってきますー

心身ともに癒される、快晴の秋空のもとでー

クラウドファンディング挑戦中!公開開始から2週間が経ちました

クラウドファンディング挑戦中!〜「想いを力に」大講堂雨漏り修繕工事〜 公開開始から2週間が経ちました✨

あたたかく見守り続けて下さっている支援者皆さまに、深く感謝申し上げます。また、心のこもる応援コメント、個別メッセージ、一字一句大切に読ませて頂いております。
幸せな想いを沢山お送り頂き、本当にありがとうございます!

大変有り難いことに、皆さま方の拡散のお力添えもあり、2週間で目標額72%(8,710,000円)までご支援が伸びております。
皆さまのお気持ちとお言葉にしっかり応えていけますよう、尽力いたします。

引き続き、当寺院の発信力だけでは届けることが難しい幅広い層の皆さまへ、この「想いを力に」する後押しとなって頂けるように、本プロジェクトの拡散へご協力頂けますと、大変有難いです。

繋がって下さっている、皆さまとの素敵なご縁に感謝いたします。

〜直接、当寺院に支援金をお預け下さっている皆さまへ〜
順番に振込手続きを致しております。オンラインページ入ってすぐの「応援コメント」欄にて「代理支援の反映です」という形で、ご芳名を明記させて頂いております。
引き続きあたたかくお見守り頂けますと幸いです✨

クラウドファンディング挑戦中!下記プロフィール内リンク先より、レディーフォー様のページにとべます!
https://readyfor.jp/projects/TenMu1350

「完璧」であることと「最善を尽くす」こと

11月12日(日)、天武天皇例大祭を、滞りなく斎行させて頂きました。

ご出仕下さった行者皆様、 ご参列 全国各地よりお心を共にして下さった崇敬者皆さま、心より御礼申し上げます。

また、あたたかい親交のある神社様 お寺様を特別にお招きしての玉串奉奠も実現し、有難い時間で満たされました。

本年は、櫻本坊にとって、とても重要な1年でした。天武天皇ご即位1350年、即ち櫻本坊創建1350年の年という、お寺にとって、今まで以上に毎日が冒険と変化と、何より「進化」の後押しを頂ける日々を駆け抜けてきたように思います。

「完璧」であることと「最善を尽くす」ことの大きな違いを実感する本年。

何事も「完璧」を求めるのではなく、理想と現実のギャップを理解しながら、願った通りの結果にならなかったとしても、そこに向かうきっかけとなった「動機」、道のりの「手段」、忘れてはならない「意図」を大事にすることを深く教えられる1年でした。

原点に「帰る(かえる)」ことは、決して後退しているわけではありません。前進のために「変える (かえる)」という捉え方もある。

これからも、櫻本坊だけでなく、吉野・大峰・奈良のために、繋がって下さっている多くの結縁者皆様とご家族・地域・講員様 社員様達のために、微力ではありますが、この情熱と想いを貢献していけるお寺でありたいと願います。

かけがえのないこの祈りの重みと、継承されてきた尊い想いを、大事に大事に、未来へと繋げていくことを、天武天皇ご神前、そして皆様に誓います✨

創始者が開いた道を開拓し続けること

創始者が開いた道を開拓し続けること

櫻本坊は、明治の神仏分離令・修験道廃止令の大きな傷跡を癒しながら、現在令和の御世も、復興の真っ只中にあります。

その復興の1柱が、本日14時より斎行致します、天武天皇例大祭-

かつて本堂にお祀りされていた初代「天武天皇ご神像」・神事に関する寺伝書は全て行方不明に。時代の荒波がおさまる頃には、その被害は目も当てられないほど混沌としたものでした。

現在、本堂に御坐します「天武天皇ご神像」は、岡倉天心デッサンによる(東博所蔵)、フェノロサの調査記録に基づいて、平成の御代に復興させて頂き今に至ります。

何かを復興していくことには、すざましい根気と努力と、そして情熱、想いが必要です。

失われた多くの情報 資料 次第書がない状態から、様々な方面の専門家の方々・ご縁ある神社関係者の先生方にご教授して頂きながら、天武天皇例大祭は、今年で14年目を迎えることができました。

不易流行の精神で、1300年という 歴史の重みを継承していくことの責任と使命-

自身が生きていない100年先の未来へ、何を残し伝えていきたいかを考えて、「今」行動することは、無意味なことだと言う方もいます。

でも、唯一、伝わっていくのは、想いです。
現に、全てを失った状態から、想いは確実に結ばれ、今こうして天武天皇例大祭は、1歩また1歩と復興の道を歩ませて頂いております。

祈りの光柱は決して失われない-

櫻本坊に携わらせて頂ける中で、私たち全員の想いの原点は 間違いなく、天武天皇の「千年先を見据えて“今”できることを」「本質を途絶えさせない」精神を引き継いでいるのだと、確信しております。

*天武天皇例大祭のためにはられた堂幕の様子✨