鮮やかな八重桜のフューシャピンクと、新緑のビビッドグリーンが重なるこの時期は、本当に美しいです。
吉野山は一気に初夏の風景へ🌳
気持ちの良いハイキング日和が続いています✨
「大自然を相手に、何が攻撃(アタック)だ、何が征服だ。大自然にとけこみ、何かを学び取ろうとする謙虚さをもちたいと思う。大自然を大切にしたい。一人の山伏の願いである。」 “大峰山伏 大ぼら説法” P80より 巽 良乗著(櫻本坊 第66世 先代住職)
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吉野山〜宮滝、水の音を聞きながら歩く、癒しの森🌳
真っ直ぐ宙に伸びる、木々の間から差し込む木漏れ日に、心底穏やかさを与えられる時間✨
何千年も流れる水の力は、偉大です。
カチコチな不動なる岩の角を、丸く丸く滑らかに削っていく、その時間の尊さと柔軟性に、圧倒されます。
人間も、さまざまな経験を与えられ、人として成長していく様に、肩書きや年齢は関係ありません。
皆が、ツノやカドを持っています。
その角を、丸く柔らかく調えてくれる、時間・経験・人との出会い・夢や想いの力ほど、有り難く幸せな「ご縁」は他にないです✨
何かを動かす時、時に最も必要なのは、入れる「チカラ」ではなく、抜く「チカラ」、「やわらかさ」という愛であると、今日も、大自然が教えてくれる、人として大切なこと✨
4月11日・12日は「花供会式」🌸
当寺院 仁王門前を通過する行列の様子🌸
境内 護摩道場の八重桜も、一気に咲いてきました🌸
『花供会式(はなくえしき): 吉野山の桜が最も見ごろとなるこの時期に、吉野山の桜を金峯山寺 の本尊・蔵王権現にお供えするという春の吉野山が最も賑わう行事です。
吉野山の桜は、開祖役小角が感得し た蔵王権現を桜の木に刻んだことからご神木となり、献木され、保護されてきたもので、その意味からも春の吉 野山のメインイベントといえるものです。
この行事は、両日とも午前10時より十万石の格式を持つ奴行列を先頭 に、 一山僧侶、稚児、山伏、信徒らが行列を整えて竹林院から蔵王堂まで練り歩きます。(吉野町HPより)』
ワークショップご案内✨
インセンスづくり 〜ひと柱太敷立てる体験〜
日時:令和6年6月13日(木) 12時30分~15時30分
開場:吉野山 櫻本坊
参加費:8千円
お申込方法・詳細はこちら
https://sakuramotobou.or.jp/event/2024/20240613.html
<<頑張りすぎている現代人へ、激動の時代で自分を見失わないために。>>
歴史の教科書に後世、記されるであろう、時代の大変革の真っ只中を生きている私たち。
情報が複雑になり、その選択に翻弄される現実。自由に開放されているかと思えば、人生の過ごし方・意味・価値を見いだしづらい人も増えています。
1350年前に同じく革命の星の定めを生きた、当寺院創始者の大海人皇子(後の天武天皇)。壬申の乱から始まり、天皇として日本の基盤を整え時代を動かし続けた指導者を祀る櫻本坊では、年間を通して「道開き」を願う参拝者が後を絶ちません。
そのような環境を生かし、皆さまの「想い+行動=実現」を後押しするために、「自分」という一本の柱を調え、「自分」を許し癒し、「自分」を真っ直ぐ生きる太柱へと変換して頂けるようなワークショップを定期的に開催しています。
今回は、心身・場を清め、魔を除け、神仏へのお供えとして捧げられるインセンスを、講師をお招きして、自分の手で天然香料を調合し製作していきます。(スティック型・コーン型と当日お選び頂けます)