みえないもの。
みえてくるもの。
多忙な日常を理由に、見逃してはいけない、人としての人生の時間の限界と、見失ってはいけない、大切なことの数々。
GAGA | ブログ@櫻本坊
やまと ことのは つづり
明日香村 万葉文化館 展覧会ご案内✨
展覧会ご案内✨
奈良県明日香村、万葉文化館での「天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化」展の開会式に参列させて頂きました✨
当寺院 初代本尊である、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(白鳳時代・重文)が、この度ご巡錫されます✨
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます✨
◇特別展「富本銭特別展示 天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化」
◇開催期間: 令和6年10月19日(土)~12月8日(日)
◇会場: 奈良県立万葉文化館
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以下万葉文化館HPより↓
万葉文化館は飛鳥時代に金属、ガラス、玉製品などを生産した「飛鳥池工房遺跡」の場所に建っています。1990年代に実施された調査では「富本銭」と呼ばれる銅銭が大量に出土し、それまで最古とされた「和同開珎」(708年初鋳)に先行する天武天皇時代の貨幣であることがわかりました。
当館では特別展示室を設けて様々な出土品の複製を展示してきました。
さて、2024年10月、久々に実物の富本銭が生産工房の地(万葉文化館)に帰ってきます。当館ではこれに合わせて、七世紀後半、天武天皇から持統天皇へと継承された〈飛鳥・藤原〉の文化を紹介する展覧会を開催します。この時期の日本は大陸の制度を積極的に採り入れ、中央集権国家としての体制を整えていきました。文化面においても中国や朝鮮半島から新しい情報が伝わり、官立の仏教寺院が造られ、中国の条坊制を採用した都城「藤原京」が誕生しました。『万葉集』にもこの時代の人々の歌が残っています。
本展覧会では富本銭の特別展示とともに、天武天皇と関わりのある吉野や明日香地域に残る遺品や伝承、藤原京跡の出土品、万葉歌や近代の「万葉日本画」もあわせて紹介し、飛鳥時代の人々に思いを馳せる機会にしたいと思います。
『ろ組フェス』ご案内✨
なら歴史芸術文化村へ定期見学へ行かせて頂きました
令和3年、奈良県指定文化財に新たに指定されました、当寺院所蔵仏画 鳥羽法皇奉納「絹本著色(けんぽんちゃくしょく) 不動明王二童子像」は、県内に残る希少で、図像的にも特異な平安仏画(掛け軸)です。
2021年に行われた調査の結果、仏画の痛みが激しいため、本格的な修復が必要となり、昨年5月10日、なら歴史芸術文化村の「文化財修復・展示棟」内へ修理に入られました。
先だって10月8日(火)、実際の修繕現場の定期見学をさせて頂ける機会がありました。
大変細かく繊細な作業に携われておられる関係者皆様へ、心からの敬意と感謝を申し上げます。
また、この度の仏画修繕を実現して下さった、公益財団法人 朝日新聞文化財団様、奈良県文化財保存課様、宝聚堂ご参拝の折にお心添え下さった皆様、心より御礼申し上げます。
自分を愛し、育ててくれた場所のために。
吉野山の氏神様である金峯神社の神様を守り、神輿の「運行/巡航」安全を護られる金毘羅大権現。
毎年10月10日19時より、当山境内 天武天皇 夢見の桜の側に御坐す、金毘羅大権現社の祭礼が、地域の皆さまと共に斎行されます。
当寺院 先代住職の良乗(りょうじょう)が、よく言っていたと聞いている言葉。
「すべては、吉野のため。大峯のため。」
どの社会でも同じように、自身が信じるもののために、その発展のために、その時代・その環境で、できる限り心を尽くした先人達の存在を、想います。
自分のためだけ、にあらず。
自分を愛し、育ててくれた場所のために。
それは故郷(場所)に限らず、人(家族・恋人・師匠・親友)・記憶(思い出)・言葉(約束・スローガン・夢)・感覚(ハグ・懐かしい匂い・音楽)など、私たちが「HOME」と呼ぶ存在のために。
夢と理想を持ち続けること。
そこに向かって心を投じることを、決して恥じないこと。