考えるチカラ
発信の底力は、その人が長年培ってきた、心からの想いであり、その人自身が経験し考え絞り出す言葉であります。
その言葉には、どんな武器よりも偉大な力がある-
言い換えれば、人の言葉を真似ても、自身のフィルターを通すことで、全く違う意味になり得ることも多々あり、言葉に宿る力も、雲泥の差にもなりえる。
考える、ことが弱くなっている現代社会。
人に言われたことしかしない、人に言われるまで待つ、人が言ったことを、意図を理解しないまま批判し拡散する。
誰かが言ってること、やっていること、一面だけではなく、側面を理解する「考える力」は、失ってはいけない。
相手を傷つけたり、相手を陥れるためではなく、最低限の社会でのマナーやルール・秩序を守るため、お互いが「人間同士」気持ちよく過ごすために、言うべきことは、ちゃんと言う必要はあります。
でも、それが相手に届かなくても、それが全員に伝わらなくても、いいのです。
それぞれが真に届けたいと願う想いが、届く人達に…心に、届けばいいのです。
そこから広がる、優しさと強さがあれば、自分自身の日常世界は、充分以上に幸せで、ありがたい
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旧暦の己巳の日である本日 午前7時、吉野弁財天社にて、例祭を斎行致しました。
当山 境内のほぼ中心に、あでやかに鎮まります、吉野弁財天社。
白蛇を従えた 水を司る美しい女神であり、芸能・弁(コミュニケーション・言霊) ・財(経済・商売・人脈・縁結び)の巡りを良きものとし、「宇賀神」とも唱えられます。