GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

夢という誇り

夢という誇り

「夢」という言葉は儚く聞こえます。
しかし、時に我々を瀕死の状態からも生かし、希望と活力の源となるのが、夢です。

夢を語るには、覚悟が要ります。
夢を叶えるためには、相当の努力が伴います。

そしてそこに、性別・年齢・環境・持って生まれた個性などを理由に、「私なんて」「あなたにできるはずがない」…何にも誰にも判断されるべきではありません。

誰が何を言おうと、常に未来を向いて、自分の決断と、見出した光に誇りを持って生きていく。
夢を必ず叶えていける、自分の想いの強さを信じる

……
1350年前、大海人皇子(後の天武天皇)が見られた、真冬に咲く1本の「満開の桜樹」の夢から始まった、櫻本坊の道。

あの時、ただの夢と気にも留めず見過ごしていたら。
あの朝、役行者の高弟、日雄角乗上人に夢判断を命じていなかったら。
壬申の乱を決行していなかったら。
吉野の山に自ら登り、夢で見た桜を見つけていなかったら。

どの決断が欠けても、今の櫻本坊は存在していなかったでしょう。

そして皇子自身が、さだめを強く信じ、考え努力し行動したからこそ、開けた道であること。

夢から始まり、夢を夢で終わらせなかった夢。

あなたが絶対叶えたい夢は、なんですか

Anju

月と桜…満月までもう少し

Dance of Petals- 雪のように花びら舞う。

春期1日限定「夢見桜のお茶会」ご案内

春期1日限定「夢見桜のお茶会」ご案内

開催日時: 3月28日(日) 午前9時〜午後4時
場所: 櫻本坊 大講堂 (百畳の間)
会費: 1,500円 (拝観料含)

当日、拝観受付にてお茶席券をご購入して頂けます。
どなたでもご自由にお入り頂けます。
茶道 裏千家教授ご指導のもとでの開催になります。
日本には多くの「道」が存在します。
修験道と茶道、一見無関係なようで、揺るぎない共通点は、そこに道があるということ。

挨拶に心を込める・感謝の基本・お互いへの敬意・想いやりの心…結界・作法の重みや、物と人を大切にすること、祈りと清めの真髄がそこにはあります。

「お茶さえあれば、世界は平和であれる」

日本に「当たり前」にある「道」に宿る精神性を、私たち日本人が今一度実践し、世界に正しく発信していけたら…間違いなく、世界を平和に導いていける。

「世界平和生命同一」の書が見守る大講堂で、蜃気楼のパノラマビューと共に、皆様のご来山をお待ち申し上げます。

*50名様限定
*時間帯・状況により お席ご案内までお待ち頂く場合がございます
*感染予防対策を講じてのお茶席となります
(お茶碗1人1碗・菓子器1人1皿・熱湯消毒・充分な換気等)
手指消毒・検温・マスク着用のご協力をお願い致します

塗香の使い方

塗香の使い方
御堂で神仏の御前に詣でる前・ご祈祷前・写経写仏前に、参拝者の皆様には、塗香での心身のお清めを受けて頂いおります。*止観瞑想の際は香油を使います

「香(こう)」による清め法は、さまざまな正式な儀式で用いられ、古来より継承される「祈りと香」の揺るぎない結びを、櫻本坊では大切にしています。

塗香で心身を清める方法:
一、塗粉をほんの少し手にとり、手の平に1度預ける
一、眉間(心眼)・口元をそっと触れるように清める
一、手の平を擦り合わせ、胸元・お腹…と撫でるように清めていく

すべての行為が、祈りの儀式です。

櫻本坊授与所にて、塗香(容器入り)も頒布しております。日常で心を落ち着かせたい時、各伝統文化お稽古前の精神統一などにもお役立てください

Anju

蜃気楼

霧雨の中に浮かぶ桜景色は、まさに蜃気楼です。
日々桜が開花しています。
大講堂 百畳の間より。