大峯山シリーズ
金曜日は、天川村洞川から、大峯山上線場(荷物の積み下ろし場)
この際、各参籠所の荷物があってもなくても、皆が一緒に協力して
大峯山寺 ならびに大峯山護持院(5ヶ寺)は、運命共同体です。
*参籠所から線場へ向かう道
(山上参籠所 坊守撮影)
Anju
大峯山シリーズ
“一滴の水も天地の恵み
一粒の米も労苦の賜物
濃淡多少は問うところにあらず
慎みて食の功徳を念ぜん
いただきます” (食前の言葉)
得度式・奥駈修行・聖地巡礼…修行の折に、必ず全員が読む言葉で
自分には、目の前の食事を頂くに値するほどの正しい振る舞いや、
いかに多くの方達の手と手前、苦労があって、自分はこの食事を頂
今一度、自分に問いかける時間。
感謝や反省を意識する時間。
食事は、お腹を満たすためだけの行為ではなく、「薬」です。「心
そして「毒」にもなりえる、生きる行いを修める中で、食べること
好きなものを好きな時に好きなだけ食べれる、この飽食の時代、あ
オイシイ、と決めるのは、味や場所や値段ではなく…全て、自身の
(山上参籠所 坊守撮影)
*参籠所キッチンと、とある日の昼食準備
Anju
大峯山シリーズ
とある週末の様子-
櫻本坊参籠所 ご本尊御前にて
去年に引き続き、行者講団体での大峯山登拝修行や、里での護摩法
しかし、いま自分たちが置かれている場所・立場での「里の行」は
最も大切で尊い修行は、「生きる行いを修める」こと。
つまり、誰もが生きている、日々の日常の「当たり前」を、当たり
感謝の気持ちと謙虚さを、決して蔑ろにしないこと。
(山上参籠所 坊守撮影)
Anju
*山上従業員の皆さんの護摩焚きの御札
長い長い歴史の
今月の書 「恩恵」
“Have you ever walked on the ground without stepping on these small plants, flowers or bugs? No single person could ever be able to walk without killing the lives on the ground.
Shugendo is not only about practice or train tough on ourselves. It’s about how initiatively we notice/realise where we stand at, and how much we can be more thoughtful, tender-hearted human being.”
自分たちが、何の生命の営みの上に立っているか、立たせてもらっ
生まれてから今まで、大地に生きる植物・花や虫たちを、1つも踏
足元を見る。なにのおかげで、私たちは有難い影響をもらい、生か
いま必要とされている方に、お護摩の祈りが届いていきますように
Anju
ps 本日、ライブ配信にて遥拝していただいた皆様、ありがとうござい
より良いライブ配信をしていけますよう、精進いたします
引き続き
櫻本坊公式Instagram↓
https://instagram.com/sakuramo
……
護摩木を奉納し「ひらけごま」に遥拝しましょう。
*配信内容詳細・護摩木申し込みフォームはこちら↓
https://sakuramotobou.or.jp/ev
<<次回ライブ配信日>>
午前10時より
7月3日(土)
8月7日(土)
9月11日(土)
10月1日(金) *大護摩供14時半頃目安
11月6日(土)
12月4日(土)