GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

答えと応え

朝の大講堂
静けさの中にある「応え」を受け取る時間−
空っぽと捉えるか、満ちていると捉えるか。

すべては心が決めること。
すべては努力して得れる「答え」
Anju

祈るように、生きる

祈るように、生きる

「祈り」と聞くと、日常とかけ離れた遠い場所にあるもの…1年の各節目や人生儀礼の際にしか触れないもの…なんだか難しいもの…気休めじゃないの?…そうイメージされる方も多いのではないでしょうか。

実際は、「祈り」ほど私たちの最も近くで、そして「ど真ん中」に存在するものは他にありません。

生命・愛・想い・言葉・挨拶・日常・家族・人生・絆・ご縁・未来…これら全てが、祈りそのものであるからです。
自分が想像する以上の多くの人たちの「願い」や「想い」によって、自身の生命は産みだされ生かされています。

そして、自身が発する想いで、誰かの今日が笑顔であるのなら、「生きている」ことは、絶対に無意味なことじゃない。
無駄な時間も出会いも、そして別れ(解れ)もありません。

生きることは、祈り。
生きることが、祈り。
今、この瞬間が、祈り。

今日という日の祈りが、温かく前向きで優しいものでありますよう

Anju

いま、尽くせる最善を

いま、尽くせる最善を

数多く残る、役行者の御姿-
足元を見ると、下駄と大地が接する面積が、可能な限り小さいことが分かります。
ただ単純に山を駈け修行をしていたわけではない。

大地に生きる植物や虫たちのイノチのこと。
人間が自然の中で「生かされている側」であること。
全てのイノチの重みは等しく同じであるということ。

そこまで想うことができて、そこまで考えることができての、修行
この1年、多くの方が向ける祈りが、「自分さえ良ければいい」願いではなく、「多くは望まず、今あるものに感謝し、世の中が平安で平和であってほしい」…あらゆる場で、お互いを想い合う力が強くなったように感じます。

なんのために祈り、誰のための祈りなのか。
…すべては、原点に帰するための道のり-

Anju

12月の行事予定ご案内

12月の行事予定ご案内
2020年は、本質・軸はそのままに、でも方法や形を柔軟にどう変化させ、発展・進化させていけるか…新時代への繋げ方を模索し続ける期間でした。

受け入れることの葛藤や苦悩、同時に、新たな取り組みや挑戦へのワクワクや喜び。

全ては、前に進んでいくための道のり
新時代到来直前の、集大成の結びをヒシヒシと感じます

Anju
→12月『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』プログラム実施日: 5日(土) 6日(日) 12日(土) 13日(日) 19(土)

→12月26日(土) 11時
『月次祭 お護摩の日〜イヒカの火〜』
同日 13時『書禅会』