GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

大護摩ライブ配信ご案内

明日8日(木) 午後14時 or 14時半頃、お護摩のインスタライブ『ひらけごま』を配信いたします。
*儀式の都合上、配信開始時間が前後する場合があります

明日は「花まつり〜釈尊降誕会〜」法要があり、境内道場にて大護摩供が斎行されます。
祈願護摩木をご奉納頂いている皆様、お護摩の祈りをともにできますこと、お心とご縁に感謝申し上げます。

お護摩の祈りが、1人でも多くの方の岩戸開きに結ばれていきますように、また世界の皆様とも想いが結ばれていくことを願っています。

↓ Instagram @sakuramotobou.official
https://instagram.com/sakuramotobou.official

明日への大祭へ向けて着々と準備が進む本日。
………
護摩木を奉納し「ひらけごま」に遥拝しましょう。
*配信内容詳細・護摩木申し込みフォームはこちら↓
https://sakuramotobou.or.jp/event/contact/hirakegoma2021.html

<<ライブ配信日>>
午前10時より
4月8日(木)*大護摩供14時半頃目安
5月1日(土)
6月5日(土)
7月3日(土)
8月7日(土)
9月11日(土)
10月1日(金) *大護摩供14時半頃目安
11月6日(土)
12月4日(土)

境内をフューシャピンク色のじゅうたんに彩る八重桜
明日の花まつりに合わせ…花を添えてくれています。

櫻ジェンヌのいろは

櫻ジェンヌのいろは

神仏が御坐すところは、常に清らかな薫りが漂っています。

神仏も私たち人間も、穢れた臭い場所に行きたい(居たい)とは思いません。

「お清め」は、すでに綺麗なところを更に磨くこと。
「掃除」は、散らかり汚れているところを綺麗にすること。

その意味合いは、実際大きく異なります。
最も尊い修行は、お清めとお掃除です。

「清く正しく美しく」
“櫻ジェンヌ“(櫻本坊関係者・行者一同)が、常に目指すところです

Anju

目を閉じ黙っていても

目を閉じ黙っていても -With or without eyes opened-

神仏像は、私たち人間に、直接声に出して語りかけることはありません。
目を開いているお姿…目を閉じているお姿…いずれも、目の前で起こるすべてのさだめ(出来事)を、じっと観つめ、耳を澄まし聞いて下さっています。

どんなことが起こっても微動だにしない、その寛大さの裏側に、我々と共に喜び、悲しみ、耐え、挑戦する側で寄り添って下さっている。

色々ある人生で、可能な限り物事や出会いを肯定的に捉えるために、手を合わせ祈る時間を、ぜひ吉野山でお持ちください

……
本日3日(土)より12日(月)まで、天武天皇ご念持佛「秘仏 釈迦如来坐像(飛鳥白鳳時代・重文)」が特別ご開帳されています

こちらのお姿は初代本尊、1350年前 天武天皇が櫻本坊を建立ご開創に際し、ご念持佛としてお祀りになりました。大峯山系全体を通じて、役行者と同時代に当たる現存最古のお姿です。

現代の日本の原型を固めた天武天皇・持統天皇が、こちらのお姿に祈られた想い。
託された想いと1350年の時を櫻本坊は刻み続け、そして千年先の未来へただただ邁進していきます

Anju
年に1度この時期のみのご開帳です。
拝観受付時間:8:30〜16:30
拝観料:800円
宝聚堂(寺宝堂)特別ご開帳中
「地蔵菩薩(平安時代・重文 旧国宝)」をはじめ、廃仏毀釈を逃れた貴重な寺宝を拝観して頂けます。

八重桜開花
フューシャピンク色と桜餅の香り―

愛することを、恐れない

愛することを、恐れない

4月8日 釈尊降誕会〜花まつり〜の大祭は、すべての生命を祝福する祈りの日です

櫻本坊の大祭では、お釈迦様の誕生佛の背後に涅槃図が掛けられ、産まれた瞬間と死す瞬間が同じ聖域内に在ります。

寿命: イノチにコトブキと書く-
人が祝福されている瞬間のひとつに、死を迎えるときがあるのではないか。
もちろん亡くなり方や関係性などで、そう捉えることが難しいこともあります。
でも、人生は長さではなく生き方、であるのは確かな真実であると思うのです。

生と死を語り合うことを、タブー視しない。
生と死を考えることは、結局、その瞬間瞬間どんな言葉を選び、なにを社会に伝えていくかを考えることだから
私たち全員が、発信者です。

どれだけ人を思いやり、想いを力にし、実践していくか。…何より、自身が幸せになることを恐れない

どのような状況に置かれても、真っ先に相手に「ありがとう」「ごめんね」を、素直に正直に、懸命に伝えれる人間でありたいと、心から願う毎日です。

Anju

春満開

下千本~中千本~上千本
一目で千本観れる吉野山の桜-

散ることも、生きること―