GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

Be the Balance

Be the Balance

“Silence isn’t empty. It’s full of answers.”
(沈黙は何も生み出さない?それどころか、答えに満ちているものよ。)

「何を言うかは知性、何を言わないかは品性」

「雄弁は銀、沈黙は金」

“Take care of your thoughts when you’re alone, and take care of your words when you’re with people.”
(1人で過ごす間の、自身の思考に気をつけなさい。誰かと居る時の、自身の言葉に気をつけなさい。)

言葉は、薬 癒し 生きる力を与えられるものにもなれば、傷付けたり 怒らせたり 生涯に渡ってトラウマを残してしまうものにもなりえます。

常より、思考と言葉のバランスを「考える」ことは、生命の重みを考えることと同じと思っています。

社会全体がいま「必要最低限以外の会話や私語を謹んで」過ごすことが、感染症対策エチケットとなっている中。

人間本来が持つ最も偉大な本能…「お互いを思いやる心」と、さまざまな想いを感じ取る集中力が、同時に養われているようにも思います。

Anju

書は「空」:そら くう てん かぜ くうき 天と地の間 広がり…
何もない「からっぽ」と捉えるか、すでに「満ちている」と捉えるか…

「奈良詣で Pray at NARA」ご紹介−

「奈良詣で Pray at NARA」ご紹介−
なら観音華絵巻 事務局、また当山のリーフレットデザイン製作等を受けて頂いている方が、ウェブサイトを開設されました。

現在の状況下での、奈良の各社寺で行っている各対応を、掲載してくださっています。
奈良に、安心して参拝に来て頂けることを願って

Anju

https://www.naramohde.com

 

「1+1」は無限大

「1+1」は無限大

今までの「地」の時代から、「風」の時代へと移行しているのが、2020年といわれます

地にあるものは目に見えますが、風は目に見えません。

風は、自分の五感でフルに感じるもの。
自らの五感が研ぎ澄まされていなければ、見逃してしまう…大事な「風の便り」があります。

「感じる」ことの重要さと同時に、自分の力で「考える」ことの大切さも、問われています。

生命の重み、言葉の重み、行動の重み…それぞれが発信するエネルギーの影響力を、強制的に見つめ直す時間を与えられた2ヶ月。

何ひとつとして、単体で保たれているものはない中で、バランスを見出していく。考える。
1+1= ∞

全ては、何を選択するか、であり、結果の正解 不正解だけが、答えとは限らないのではないでしょうか

Anju

『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』HP内でご案内中

『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』

全人類が同時に、目に見えない脅威と共存の道を模索しています。
本当に大切な人との関わりの中で、また大自然の摂理の中での、心の在り方が問われる今、自身の「想う力」を育てることが、心の免疫力を高めることと信じております。

「修験道」「修行」と聞くと、厳しいイメージを想像される方が多いですが、実際は、厳しさだけを求めるものではありません。
「修行」の本来の意味は「生きる行いを修める」ことと、当山は考えております。

つまり、いかに人間としての「当たり前を当たり前にする」かです。
日常・社会・家庭の中で、自他に対して「感謝」「思いやり」のある言動をどれだけとれるか、です。

そのためには、五感を研ぎ澄ます努力を決して怠らないことが基本にあります。

祈り・想い・感情・感覚・体感・空気感…五感に正直でいる心は、人間から失われてはいけない財産であると切実に思うこと
す。

自然の中に身を置いて大きく深呼吸したり、神仏の御前で心鎮かに座る時間を持つだけでも、心身の視界は開けます。
いま、ここにある、生命の光を観じることに繋がります。

いま櫻本坊が出来る形で、一人でも多くの方の心に寄り添い、癒し、五感を澄ますお手伝いができればと願っています。

*止観瞑想と滝行は完全予約制
*少人数制で実施
*1名様より受付可能

『お寺で癒(い)よう〜五感を澄ます体験〜』詳細はHPにてご案内中です
https://sakuramotobou.or.jp/discipli…/healing-in-temple.html

『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』 -百畳の間で五感を澄ます-

『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』

-百畳の間で五感を澄ます- のご案内
参拝者の皆様が、ゆるやかに五感を澄まして頂ける時間と環境を提供したい、という想いから、今夏 “お寺で癒よう” “Stay Temple Longer”を発案しました。

参拝の折、お寺に居る時間は意外と短く、「ゆっくりする場所」というイメージはあまりないかと思われます。
しかし以前よりご参拝の方から、「温泉に入っている様な気持ちのよい空間」というお言葉を頂いており、当山が提供できる「リラックス」と「リチャージ」とは何か考えました。

「自分軸」が大切なこれからの時代、さまざまな心の縛りを解き、自身の五感をクリアーにすることが鍵となっていきます。

当山大講堂は、普段よりメディテーションルームとして開放している百畳の間です。
自然の風景が外に広がり、爽やかな開放感を感じていただけます。
神仏の温かい祈りと御心、自然の恵みを感じにお越し下さい。
<過ごし方の例>
・心地の良い場所に座し、静かに内観する
・本を持参して読む
・絵を描いたり、夢の実現に向けての想いを文章にする
・天井の「龍の絵」また「書」との対話
・自由な姿勢で、自分の呼吸を感じながら、心の声、自然の声に耳をすませる
・縁側で座禅しながら風を思いっきり感じる

<備考>
・事前予約等は不要です
ご参拝の折にご利用ください(拝観料500円が必要)
・机や座布団は自由に動かし使用して頂けます
・お好きな時間お過ごし下さい
・五感を澄ます目的のため、自然光を大切にしています
・私語は慎み、また食事はご遠慮下さい

期間中、写経写仏も随時受付しております
いつでも寺務所にお声かけ下さい

Anju