GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

改元記念・世界平和祈念

改元記念・世界平和祈念
特設茶席 夜会(野点)が週末開かれました。
*様子(写真)は後日更新致します

2夜に渡り催されました、本堂内でのお茶席、そしてお堂前の渡り廊下から満開の夢見の夜桜を眺めながらのお茶席。
<裏千家教授によります 本堂での献茶式><神仏へ届けられる 清らかな「お茶」という祈り>

神仏・天武天皇 夢見の桜へ届けられる献茶、夜の厳かな静けさ、お茶をたてるかすかな音さえも神々しく、荘厳なお茶という祈りの儀式に心が震えました。
<夜会のためにライトアップされた 満開の夢見の桜>

夜の満開の夢見の桜を、こういった形で五感すべて、何より「心で観る」ことができる幸運。まさに奇跡です。

1300年前に、天武天皇が桜の夢をご覧にならなければ、今日という日、今日この瞬間に、共に時間を過ごす方たちは存在しません。櫻本坊の祈りの道はありません。
<週末に満開を迎えました 夢見の桜 空の雲が 糸のスポットライトのよう<次世代の夢見の桜も 今年健気に6輪開花✨去年は3輪だったこちらのベビー桜✨枝の先から開花する桜 生命と祈りは末端にまでキチンと巡っています>

天武天皇が見上げていた桜、そして花越しの宙(そら)に夢見た「日本」の国造り。

万葉の御代に想いをはせながら…また、新元号「令和」の出典元「万葉集」という「原点回帰」を想いながら…
本日は桜中茶会に携わる関係者皆様と共に、新時代の平和と幸せを祈るお護摩を焚かせて頂きました。

新しい御代が、無限大の可能性で溢れ、他者満足が満ちる時代でありますように

Anju

献茶式 -桜中茶会ご案内-

献茶式 斎行

本日、本堂 天武天皇ご神前、大講堂 聖観音・役行者母公ご宝前にて、関係者皆様によって、献茶式が斎行されました。

本日28日より来週4日まで、当山 大講堂 ならびに奥座敷におきまして、裏千家の教授ご指導のもと、吉野山 大花見・桜中茶会が催されております。

期間中は、どなたでもお席にお入り頂けます。ぜひ神仏の見守る、桜花咲き初めんとする場にて、お茶の精神世界を体感しにお越しください

*大講堂では立礼のお席のご用意もございます

*夢見の桜の元での野点風景
Anju

限定ご朱印のご紹介

春期 限定ご朱印のご紹介

天武天皇・持統天皇 御念持佛「釈迦如来」尊のお身影うつしたご朱印です。

春の特別ご開帳に合わせて頒布いたします。

4月6日〜17日
(100枚限定 冥加料 600円)

新たに加わった「不動明王」尊のご朱印です。

護摩祈祷の炎は、あらゆる魔を祓い難を焼き尽くしてくれます。

(冥加料 300円)

奉祝記念 特別限定朱印

新天皇即位に合わせて頒布いたします。

4月27日~5月6日
(200枚限定 冥加料 1000円)

アウェイキング

アウェイキング -Awaking sleeping beauty SAKURA-

当山で代々継承されます「天武天皇 夢見の桜」(大海人皇子が夢でご覧になった、壬申の乱の勝利そして天武天皇への即位を予言した枝垂れ桜)も、冬の寒さを凛々しく経て、ゆっくりと目覚め始めました

本日午後より開花が始まり、週末頃には満開を迎えると思われます

毎年思うことなのですが、夢見の桜の目覚めの、控えめでありながらも、地球上の全ての言葉を飲み込んでしまう様な、その内面から湧く堂々たる美しさに、人間としての「生き方」や「引き際」の潔さを教えられます。

真っ暗な寒いトンネルを走っている最中にあったとしても、必ず光は先にある。
気づいていないだけで、実は自身が光そのものの煌めきになっていた(自灯明)ということもあります。

光を信じる強さと、自身しか咲かすことの出来ない心の花、その花を共に愛おしんでくれる人が必ずいる!という揺るぎない希望を、桜の季節は見せてくれます。

また明後日28日から4月4日まで、当山 大講堂にて献茶式、吉野山 大花見・桜中茶会が催されます。
茶道で大切な精神は「清め」である、と先生が仰られ、言葉多くなくとも、姿 行動 所作…そして作法に現れる「愛と真心」を感じます。
神仏が見守る空間で、桜を愛で、お茶に敬意を持ち、繋がる全ての「瞬間」に感謝する8日間
詳細は後日追ってシェア致します

Anju

身近にできる1番の清め法

身近にできる1番の清め法

昨日の浄化の雨を受け、晴天の今日
天女の衣が舞っているような空の表情。
まだ滴残る青々とした草々と、湿った土。

そんな日ほど、当山では積極的に、境内の草引きDay!として奉仕に励みます

人間にとっての、何よりのデトックス方法は、直接肌で大地(土)に触れ、自然に心身に溜まったモノを吸ってもらうことだと実感します。爪に土が入るぐらいが、ちょうどいい

どんなに真夏の暑い日でも、カラカラに見える土をちょっと掘ると、中はしっとり湿っていて涼しさを与えてくれます。
色んな生命を育み、また生命が生きる大地。

全てに神仏が宿っているから、自然に入る(触れる)ことで、神仏の懐に入らせて頂く。
神仏に手を繋いで頂くような感じをいつも覚えます。

太陽はいつも平等に世界に光を照らし、月の光はいつも平等に世界を清める。水は毛細血管のように全ての生命に行き渡り、空気は区切られることなく「満ちている」。

空っぽに見えて、何もないように見えて、満ちているのが、自然のエネルギー

それに気づき、感謝の心で日々生きれると、どのような天気の日であっても、何事にも、どんな物にも、周りの人に対しても「ありがとう」の気持ちがまず芽生えます。

日常を愛おしみ、様々な感情の流れを愛おしむ。

人間に寄り添ってくれている自然に感謝し、皆様も明日の春分の日(宇宙元旦の日)を晴れやかにお迎え下さい

Anju