GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

自分だけの「ひみつ」基地 〜神仏と蜜になれる時間〜

自分だけの「ひみつ」基地〜神仏と蜜になれる時間〜

心が落ち着くこと-
その静寂感や安心感に含まれるのも、また祈り。
「鎮魂(ちんこん)」と聞くと、亡くなった方達の魂を鎮めるための供養の言葉・行法…を真っ先に連想する方が多いと思われます。

実際は、いま ここに在る自分の魂 生命を振るい起こし、神仏の氣を招き鎮め、自らの魂 心 生命を充実させることでもあります。

大切なことは、いつも「いま、ここ」という現在にあるから
修験道の祈りと行の根本は、極めて現実的で実践的で、向き合うのは「いま、ここ」にある生命の、生きる行いを修めることに全て繋がります。

女性も男性も、もっというと性別という概念すらも解き放ち、「自分らしく」生きるために、陰と陽のバランスの舵調整をする。
ホッと安心感を得て日常に戻って頂く。
そんな、1人1人の「ひみつ」基地:
非蜜 (蜜を回避しながら居れる)
灯光 (心に灯されている光を明るくする)

何よりも「神仏と蜜になれる」環境と時間を、櫻本坊は開放し続けたいと願います。

Anju

「お寺で癒(い)よう〜五感を澄ます体験〜」詳細はこちら↓
https://sakuramotobou.or.jp/discipline/healing-in-temple.html

 

心の中の風景

境内でふと宙を見上げたら…太陽の周りに虹色の光の輪が
なんとも尊くラッキーなハロ現象に立ち会えたことに感謝

燕は楽しそうに寺内に入ってきては、可愛らしい鳴き声で歌ってくれています。
瑠璃色の鳥は、今日は水浴びに境内まで降りてきてくれています。

このような…自然が見せてくれる情景を鏡とし、心の中の風景を清め続ける生き方でありたいです
Anju

Be the Balance

Be the Balance

“Silence isn’t empty. It’s full of answers.”
(沈黙は何も生み出さない?それどころか、答えに満ちているものよ。)

「何を言うかは知性、何を言わないかは品性」

「雄弁は銀、沈黙は金」

“Take care of your thoughts when you’re alone, and take care of your words when you’re with people.”
(1人で過ごす間の、自身の思考に気をつけなさい。誰かと居る時の、自身の言葉に気をつけなさい。)

言葉は、薬 癒し 生きる力を与えられるものにもなれば、傷付けたり 怒らせたり 生涯に渡ってトラウマを残してしまうものにもなりえます。

常より、思考と言葉のバランスを「考える」ことは、生命の重みを考えることと同じと思っています。

社会全体がいま「必要最低限以外の会話や私語を謹んで」過ごすことが、感染症対策エチケットとなっている中。

人間本来が持つ最も偉大な本能…「お互いを思いやる心」と、さまざまな想いを感じ取る集中力が、同時に養われているようにも思います。

Anju

書は「空」:そら くう てん かぜ くうき 天と地の間 広がり…
何もない「からっぽ」と捉えるか、すでに「満ちている」と捉えるか…

「奈良詣で Pray at NARA」ご紹介−

「奈良詣で Pray at NARA」ご紹介−
なら観音華絵巻 事務局、また当山のリーフレットデザイン製作等を受けて頂いている方が、ウェブサイトを開設されました。

現在の状況下での、奈良の各社寺で行っている各対応を、掲載してくださっています。
奈良に、安心して参拝に来て頂けることを願って

Anju

https://www.naramohde.com

 

「1+1」は無限大

「1+1」は無限大

今までの「地」の時代から、「風」の時代へと移行しているのが、2020年といわれます

地にあるものは目に見えますが、風は目に見えません。

風は、自分の五感でフルに感じるもの。
自らの五感が研ぎ澄まされていなければ、見逃してしまう…大事な「風の便り」があります。

「感じる」ことの重要さと同時に、自分の力で「考える」ことの大切さも、問われています。

生命の重み、言葉の重み、行動の重み…それぞれが発信するエネルギーの影響力を、強制的に見つめ直す時間を与えられた2ヶ月。

何ひとつとして、単体で保たれているものはない中で、バランスを見出していく。考える。
1+1= ∞

全ては、何を選択するか、であり、結果の正解 不正解だけが、答えとは限らないのではないでしょうか

Anju